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2004.06.23

●「剣客商売」を読んだ

某氏に借してもらった池波 正太郎 著「剣客商売」(第1巻)を読んでみた。
面白い。
去年かおととしに藤田まこと主演でドラマになってたので最近の作品だと思ってたのだが、昭和48年に連載されたものだと知って驚いた。第6話「まゆ墨の金ちゃん」は及川光博がモデルだろうか、などと勝手に思っていたのだから恥ずかしい限りである。

いわゆる時代小説は読んだことがなかったので(同じようにオジサン読者が多そうな司馬遼太郎や山崎豊子、高杉良は「時代小説」とはいわないだろうから)、よいジャンルを教えてもらいました。

こんなサイトを見つけた「剣客商売Map」
東京の地理については、自分は何度か出張で行って少し分かってきた程度なのであまりイメージは湧かないが、東京にいたことがあるひとならより楽しめるのではないだろうか。

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2004.06.19

●「ネットの闇(笑)」をのぞく

佐世保の小学校同級生殺害事件でよく取り上げられる「ネットの闇(笑)」をのぞいてみた。
小中学生を相手に無料ホームページスペースを提供している「ぱどタウン」やら「楽天広場」だが、大人のネット世界とは明らかに異質な文化があるようだ。
それを分析したページがいくつかあるが、そのなかでも面白かったのが「香雪ジャーナル」とそこで紹介されている「新サイコドクターあばれ旅(の中の「読冊日記」)」。

「読冊日記」の該当部分(「ぱどタウン」分析については導入部から読んだ方が分かりやすい)

-以下引用-
(「読冊日記」の風野さんにとっては)「インターネットとは通常の社会のしがらみから解き放たれる場であり、特にこの日記/ブログ界界隈の、興味のある記事にだけリンクする、というようなつかず離れずのさらりとした人間関係がけっこう気に入っている。それなのに、そのあとを担うべき彼ら小中学生たちが、どろどろとした従来の地縁血縁的な社会のルールのグロテスクなパロディみたいなものを、わざわざネットに持ち込んでいているように見えること。これが、私には気持ち悪い。せっかくネットはここまで成熟したのに、そりゃ先祖返りじゃないのか、と思ってしまうのである。」
-引用終わり-

どのように「グロテスクなパロディ」なのかは本文を読んでください。

こんなところに生きる力が。
-以下引用-
「チャットの相手は、どうやら「マジ友」(学校の友だち)が多く、彼らは、ケータイメールの代替としてぱどを利用しているようだ。これはとても簡単な理由で、つまりケータイメールでは通信料がかかるが、掲示板によるチャットならいくら話しても無料だということだろう。」
-引用終わり-

掲示板をケータイメール風に使うノウハウが蓄積されていて、それが大人の世界での使い方との異文化を形成しているようだ。(これに対して大人の世界での掲示板では、良くも悪くも「2ちゃんねる」のルールが浸透しているように思います。)

-おまけ-
同じようにマナー調査のようなことをしていた人の報告。
http://pasoru.under.jp/13.html


インターネットの中にこんな異世界があるなんて全く知りませんでした。昔から子どもは大人の世界とは別の、自分たちだけの世界をもっているものだったと思いますが、ネット上の子どもだけの世界はクリック一つで観察することができるので、子どもに興味のあるひとにとってはすごくいいサンプルだと思います。

(7/29追記 香雪ジャーナルの作者様から私の大きな勘違いをご指摘をいただいたので、最初の文章から訂正しています)

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2004.06.07

●触法中年たちの「心の闇」

またもや、「圏外からのひとこと」にヤラレタ。
いのちの大切さを知らない触法中年たち

特に以下に爆笑。
--- 引用 ---
「心のサイン見逃すな」文科省 なんて通達より、こんな通達を経産省に出してほしいです。
* 命の大切さや人間としての基本的倫理、規範意識に関する指導の徹底
* 日ごろから一人一人の業務の把握に努め、内部告発を見逃さずに早期に対応すること
* 家庭や地域社会、関係機関と連携して企業が抱え込まずに対応すること
--- 引用おわり ---

今回の記事のように、うまくパロディにされてしまうと、「心の闇」って表現も、使う側と使われる側の断絶を示すキーワードなんだなぁと実感してしまいます。
上記の文科省の通達にしても、上記のように一般社会に当てはめてみると、教師に対してかなり困難なことを実行せよといっているのではないかと思えたりする。
こういう困難な目標を当然のように号令できるのは、当事者がよほど現実感を欠いているか、あるいは絶望的な戦いをしているかどちらかではないかと心配してしまいます。

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