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2004.05.09

●映画「CASSHERN(キャシャーン)」を見てきた

神戸国際会館(三宮)の松竹で映画「CASSHERN(キャシャーン)」を見てきた。

荒削り感が強かったですがとても見応えがありました。宇多田ヒカルの旦那・紀里谷和明の初監督作品で、「プロモーションに金かけただけの見掛け倒し作品ではないだろうか」と若干不安があったが、CM倒れな印象はなかったし、最近の邦画の中ではかなりイイほうではないだろうか。

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詳しくはHPを見てもらえばいいと思いますが、俳優陣がかなり豪華で、作品中でもそれぞれが光っていました。監督インタビューによると「群像劇」にしたかったとのことで狙いどおりではなかろうかと思う。個人的には唐沢寿明の一貫した存在感が強く印象に残っています。

映像は総じて暗めでところどころに強いフラッシュがあります。流血や殺人シーンが多めでコドモ連れにはお勧めできません。あと、ストーリーの説明が足りないような気がしました。
ラストで大体分かるが、途中は??で話が進むし、終わっても分からない部分は残ります。

テーマ的には「敵を許すこと」の必要性を訴えているそうですが、人間側・新造人間側双方の正当性が矛盾する形で主張され、かつ復讐の連鎖として「感情論の泥沼」が突きつけられています。確かにこの矛盾や救いのなさからは「許すこと」しか戦いを止める方法は無いという結論になるのだろうが、それはとても難しい狭い狭い道だろうと思う。
娯楽作品の体裁を取った映画だが、なんともいえない苦しさが心にドヨーンと残った。
(追記:「なんともいえない苦しさ」「救いのなさ」の原因についてはこの記事がうまいこと言語化してくれてるように思います。全部に賛同するわけではありませんが。)

主人公たるキャシャーン自身は右往左往してますが(もののけ姫のアシタカみたいな役回りか?)、テーマの重さを考えると、無理に小奇麗なまとめ方をしなかったのは好感が持てました。

テーマは重めですが、映像・音楽・俳優が大変かっちょ良いです。(紀里谷氏は宇多田ヒカルのPVを作ってる人のなのでかっちょ良い映像を撮るのはお手の物でしょうか)。
公式ページかヤフーの特集ページに、予告編のビデオがあります。

(ストーリーには敢えて触れません。 おすすめなので見てみてください。)

余談:予告編の中で「キャシャーンがやらねば誰がやる・・・」の有名なセリフがありますが、これは唐沢寿明が言っています(劇中のキャシャーン役は伊勢谷友介)。 何故なのかについて公式BBS内に面白い解釈があります。

追記:映画「キャシャーン」よくある質問と答え http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Pastel/5501/casshern1-top.htm

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唐沢寿明「ふたり」(幻冬舎刊)より。  「ふたり」は随分前に読んだが、今でも印象に残っているくだりが多い。 文章は決して上手いとは思えないのだが、飾... [続きを読む]

受信: 2005.04.06 08:46

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