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2004.03.27

●プーさんの声と呪い

くまのプーさんの声は仲本工事か。

新婚旅行で東京ディズニーランドに行ったとき気になって仕方がなかった。
プーさんのハニーハントに入ったのだが、「腹が減ったのでハチミツを獲りに行く」と高らかに宣言し、風船にぶら下がってフラフラと蜂の巣漁りをする「プー」さんは眼鏡をかけているように見えた。
リアルの世界でこんな不敬なことを言えば、ミッキ-マニアの諸賢から石を投げられると思うのでここに書くのである。
どうせミッキ-マニアたちはこんなページは見ないはずなのだ。

「プー」さんを見た瞬間、眼鏡の男が頭をよぎりませんか? これは京極堂の言う「呪い」なのでしょうか。

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2004.03.17

●三菱重工長崎造船所へ逝ってきた

所用で長崎市内に行く機会があった。九州はかなり久しぶりである。
長崎市といえば、三菱重工の長崎造船所であり、戦艦「武蔵」であり「霧島」であり「日向」である、なんと未成空母「笠置」もここであり、最近ではヘリコプター護衛艦「はるな」イージス護衛艦「こんごう型(「ちょうかい」以外)」もここである。

PICT0122.JPGJR長崎駅前から立神行きバスで約20分の「飽の浦」バス停で降りて(バスなら150円、タクシーなら約800円)、三菱病院に向かって歩くと敷地内への門がある。
一般人が入れるのは史料館だけだが、事前に電話予約しておかないと入れません。また、当日に予約したりすると怒られるかも。
史料館には、幕末に幕府の軍艦修理所として開設されてから現在に至るまでの資料が展示されています。大型船については網羅されているようで儀装工事中の戦艦「霧島」・重巡「三隅」などはじめてみる写真もありました。
各種タービンや工作機械もありましたが、91式航空魚雷が内部が見える状態で展示してありました。

ついでに坂本竜馬の創った商社「亀山社中」跡周辺も行ってきましたが、高いところから見ると長崎市内って本当に谷間にある感じがします。路面電車(どこまで乗っても100円)とバス(同150円)の路線が細かく走っており、史跡等行って楽しい場所が市内に多いので自由時間半日でかなり楽しめました。

参考リンク:
あっ!とながさき
幕末歴史探訪「亀山社中」
亀山社中ば生かす会
亀山社中と海援隊


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2004.03.12

●「竜馬がゆく」と「翔ぶが如く」と「坂の上の雲」

wl_siba.jpg

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」と「翔ぶが如く」を読みました。
通勤の電車の中、出張等々細切れの時間をずいぶんと長い期間楽しませてもらいました。学生の時に「坂の上の雲」を何度か読んでいたので、読む順序は時代の流れの逆になりました。また、「坂の上の雲」もそうですが昭和史を扱ったエッセイで近代日本史に対する司馬の思いをある程度読んでいたので、単に歴史をなぞった読み方にはなりませんでした。
「坂の上の雲」や随筆集「歴史と視点」などによると、司馬は日本民族を滅亡のふちにつれていった旧日本軍(特に旧陸軍)に対して激しい気持ちをいただいており、明治期に偉大であった日本国の指導者層(軍関係者含む)の後継者たちが、昭和期になって非合理的なひとびとに引きずられ、また迎合していったことに強い関心があったようです。

リンクでも紹介してる「圏外からのひとこと」の中の方も下記のように述べられています。

-ここから引用-
日本は、合理性と非合理性のブレが大きい国だと思います。

明治維新から日露戦争までは、日本は合理的な国でした。日本の一番の優先事項は攘夷だと思います。これは江戸時代から現代まで一貫してそうだったと思いますが、明治維新とは「合理的な攘夷」に向けての改革だったのではないでしょうか。外国を追い出す為に、欧米の社会システムや学問を取り入れ、一部の欧米の国(イギリス)とも同盟をむすんだのです。それが合理的な行動であって、唯一の方法でした。

それによって日露戦争に勝利して独立を確固たるものにしたのですが、あまりにも過度な合理性には揺り戻しがつきものなのか、その後は、合理的とは言いがたい方向に向かいます。

こういう司馬史観的な見方は最近いろいろ批判されているみたいですが、
-引用ここまで-

こういう視点で「竜馬がゆく」の”志士的攘夷論”や「翔ぶが如く」の”征韓論勢力”の描写を読んでいると、ところどころで昭和期の膨張主義とのつながりを示唆していることが目に付きます。

ただし、非合理性を嫌悪し批判すればそれで片付くという話ではないというのも大事なところです。
人間には必ず非合理的な部分があることは事実で、集団になってもそれは変わりません。集団になって非合理性が薄まるかエスカレートさせられてしまうかは様々な要素に左右されますが。
「竜馬がゆく」「翔ぶが如く」の中では、数的には非合理性のほうが時代の大勢であり、その流れに翻弄されつつも合理性を追及しようとするひとびとを描いているように読めます。「坂の上の雲」では不利な条件のもとで必死に合理性を追求しようとするひとびとがいます。
誰もがそのような「英雄」たちのように行動できるとは思いませんし、そのような「英雄」たちの陰にも陽にも発揮される強烈な個性を読むと、例えば自分のような常識人(笑)は時代からも環境からも非合理性からも逃れられないのだろうと思います。

現在の(昔もですが)マスメディアや広告は人々の非合理性に訴えることで売上を伸ばします。それは合理性に訴えるよりも効果的である事が多いので、マスメディアが互いに競争関係にある以上は正しいふるまいですが、受け手にとっては困ったことです。(勿論、非合理性に訴えてもらってカタルシスを得ることを望む人もたくさんいるでしょうが。)
幸い現在はインターネットを用いて、マスメディアの論理からは外れた考え方がいくらでも入手できます。それが発する源は、良心であったり義侠心であったり差別心であったり抑圧感であったり「祭」を好む心だったりと必ずしも合理性だけではありませんが、マスメディアの論理だけよりもよほど健全だと思います。

この文章に結論はありません。強いて言うならば、司馬遼太郎の超有名なこの3小説は楽しいよと、それだけでなくて司馬の問題意識を知って読むともっと面白いかもということです。
竜馬をはじめ幕末の志士たちの血の中(新撰組なんかは暗殺者集団・テロリズム集団だそうです)から生まれた太政官政府の右往左往ぶり。強烈な地方分権制であった藩閥体制と「官」と呼ばれた新生日本政府の確執。士族軍(薩軍)対百姓軍(政府軍)の戦い。強くなった政府軍(日本陸軍)が満州の平原と旅順要塞で陸軍大国ロシアと決戦を行うところまで、すんなりと読めてしまいました。
それから司馬遼太郎の文体の乾いたユーモアがむっちゃ好きだなぁと。自分が「坂の上の雲」とか何度も読んでしまうのは物語よりもそっちを楽しんでいるのだと思う。

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2004.03.07

●簡易シャワーを付ける(ヤマコシ産業「シャンピー君」)

今住んでる社宅の風呂は追焚専用釜でシャワーがついてない。家族約1名がぶーぶー言っていたが、基本的に改造禁止であるし高い工賃を払って風呂周りを交換するのは本末転倒なので、しばらく検討(=先送り)していました。
ホームセンターに行くと、風呂の湯をそのままくみ上げたり、水道水を風呂釜に強制循環させたりする方式の後付シャワーがありましたが、風呂釜の中というのは実はかなり汚いので水圧をかけてその湯を浴びるというのは少し(約1名にとってはかなり)抵抗感がありました。
ところが、ある日、下記のページを見つけました。

ヤマコシ産業「シャンピー君」 
さらに調べたところ北洋銀行の関連サイトで紹介されていました

ネットを探してもユーザーの意見が全く出てないのでかなり不安だったけども、会社のページの説明が非常に分かりやすく、動作原理に納得できたこととあまり故障やメンテナンスの心配がなさそうなので、思い切って購入してみました。

結論から言うと大満足でした。

aAUT_0621.JPG
良かった点
・事前にメールでパンフレットの送付を頼んだり、パンフを見て質問を送ったりしたのですが、対応が非常に早く、丁寧な回答をもらえました。
・パンフレットや取扱説明書に加えて設置や使用時の補足説明の文書が添付されており、作業にほとんど迷うことがありませんでした。
・商品そのものについては、Q&Aにあるとおりそのままなのですが、ウチ(4階)では思っていた以上に湯の勢いがありました。吸盤式の為に取り付け・取り外しが簡単なことは大きな利点で、毎日の浴槽掃除のときには外して乾かしてます。
耐久性については、Q&Aには「基本的にそんなに故障はしませんが」とありますが、実際そのとおりで機構的に壊れそうな部品はないようです。ただ、本体とホースをつなぐ部分がプラスチック製なので、ウチのようにホースをつないだまま浴槽からの付け外しを頻繁にやっていると、変な力が加わって割れてしまわないか少し心配です。(今のところその兆候はありませんが)

気になった点
・風呂を沸かすモードととシャワーを使うモードをつまみで切り替えるのですが、どっちのモードになっているのか分かりにくい。シャワーモードで風呂を沸かしてしまうと内部の湯が高温になって危険のなのですが(一応安全機構はついている)、水の中では表示が見にくい。2回ほど間違って沸かしてしまったため、ウチでは大きな字で「シャワー」と「ふろ」のシールをテプラで作って貼っています。

値段については、もう少し安くてもいいかもと思いましたが、あまり数が出るものでもないだろうし、頑丈にできてるので妥当なのかなとの思います。

aAUT_0626.JPGこれをつけてから風呂の質が確実に1ランクアップしました。浴槽内が冷水でも、昨日の残り湯でも、清潔な暖かいシャワーが浴びられるのですから。ぶーぶー言っていた約1名も満足しているようです。

原理や構造は単純だけども、実はすごいエンジニアリングが施されているのかもしれない。分解してみたいのですが、やったらおこられるだろうな・・・。

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